侮れない冬の紫外線!ダメージの蓄積を防ぐ、知っておくべき冬の紫外線対策
気温が低く、日差しがやわらかい冬場は「紫外線を浴びてしまっていること」を感じにくいもの。12月〜2月の紫外線量は1年のなかで比較的少ないタイミングですが、油断は禁物です!
洗濯物を干したり、近所に買い物に出かけたりといったちょっとした時間や、室内にいる時でさえも、無防備でいるとじわじわと紫外線ダメージが蓄積されてしまいます。
後悔する前にやっておきたい、冬の紫外線対策について知っておきましょう!
■短時間でも油断は大敵 “紫外線の強さ×時間=紫外線量”で考える
短時間なら日焼け止めはいいや、今日は曇りだから大丈夫…そういった考えは間違いです!紫外線量は基本的に「紫外線の強さ×浴びている時間」で考えましょう。いくら弱い紫外線であっても長時間浴びてしまえば、強い紫外線を短時間浴びた場合と同じくらいの紫外線量になることも。
紫外線は雲や窓ガラスで完全に遮ることができないため、お出かけの際はもちろん、自宅にいるときにも油断はできません。
特に太陽から届く紫外線の約90%を占めるUV-A(紫外線A波)は真皮層にまで届き、肌のハリや弾力を失う要因に。ダメージが蓄積されるとシワやたるみなど、肌トラブルにつながる可能性があります。
■冬場の太陽は顔に当たりやすい!ウィンタースポーツ時は特に注意を
夏は太陽の位置が高く、紫外線は真上から降り注ぎますが、秋冬は太陽の位置が低くなるため、顔の広い範囲や首にも紫外線が当たりやすくなります。
また、冬場で特に気をつけたいのが、スキーやスノーボードなど雪山でのウィンタースポーツです。ゲレンデは標高が高いため紫外線量がアップ。標高が1,000メートル上がるにつれ、紫外線量は10〜12%ほど増加すると言われています。
さらに屋外の場合は太陽から直接届く紫外線に加え、地面に反射した紫外線も加わるので要注意。コンクリート・アスファルトの場合は反射率が10%程度なのに比べ、新雪の反射率は約80%とされています。
ウィンタースポーツの際は、高SPF・高PAの日焼け止めを使用するなど、夏場と同等レベルの紫外線対策を心がけましょう。
紫外線に長時間当たった日は、その日のうちにカバーすることも大事!洗顔後のスキンケアで肌を落ち着かせて、肌をいたわってくださいね。
■日焼け止めは重ねづけがポイント!乾燥対策も大切です
冬場も夏場と同様、2〜3時間おきに日焼け止めを塗り直すのがベストです。こまめな塗り直しが難しい方は、日焼け止めの塗布方法に一工夫を。鼻や頬の高い位置、額など、紫外線が当たりやすい箇所に日焼け止めを重ねづけしましょう。
日焼け止めに加え、UVカット効果のあるファンデーションを使用するのもおすすめですよ!
また、乾燥は肌バリア機能の低下につながり、紫外線の影響を受けやすくなります。肌バリア機能が低下した状態で紫外線を浴びると、さらなる乾燥を招くといった悪循環に陥ることも…。
冬場は念入りな保湿がマスト!普段のスキンケアだけでは物足りないと感じている方は、プラスワンのケアもおすすめです。
将来後悔しないためにも、冬も抜かりなく紫外線対策を行なってくださいね!