原因と特徴を知って上手に対処!毛穴トラブルの種類と見分け方
代表的な肌悩みの一つである「毛穴トラブル」。見た目が気になるだけでなく、メイクのりが悪くなったり、メイクがくずれやすくなったり、お悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
毛穴トラブルには大きく「開き毛穴」「黒ずみ毛穴」「たるみ毛穴」が挙げられますが、毛穴トラブルに上手に対処するにはまず原因を知ることが大切です!それぞれの毛穴トラブルの特徴と見分け方を解説します。
■ぽっかりと毛穴が広がって見える「開き毛穴」
ぽっかりと丸く穴が開いたように、毛穴が目立って見える状態の「開き毛穴」。主な原因は過剰に分泌された皮脂!皮脂は水分の蒸発を防いで肌のうるおいを守る大切な役割を担いますが、皮脂量が多くなりすぎると皮脂がスムーズに排出されず、毛穴が押し広げられて目立ちやすくなります。
開き毛穴は皮脂の多いTゾーンなどに多く見られ、毛穴が大きく開いてしまうとメイクでカバーしきれなくなることも。
特に脂性肌(オイリー肌)の方は皮脂量が多く、毛穴が大きく目立ちやすいため気を配りたいところです。
一方で、肌の乾燥も過剰な皮脂分泌の要因に。乾燥すると肌が水分不足を補おうと皮脂を過剰に分泌させてしまい、開き毛穴につながります。
その他にも、紫外線や不規則な生活習慣など、開き毛穴の原因はさまざま。複数の原因が重なって起こるケースも多いため、スキンケアや生活習慣などを見直すことが大切です。
■ポツポツと黒く目立ってしまう「黒ずみ毛穴」
ポツポツと毛穴が黒っぽい状態になった「黒ずみ毛穴」。この黒ずみの正体は、毛穴に詰まった皮脂汚れやメイク汚れ、古い角質など。これらが空気に触れることで酸化し、白っぽい色から黒く変化します。
手で触るとザラザラとしていて、Tゾーンや小鼻に多く見られることも特徴です。特に鼻は顔の中心部分にあり突出していることから、黒ずんでいると目立ちやすく「いちご鼻」とも呼ばれています。特に小鼻は皮脂分泌が多いため要注意!毛穴に汚れをため込まないよう、普段のお手入れをしっかりと行いましょう。
■エイジングサインでもある「たるみ毛穴」
本来は丸い形であるはずの毛穴がハリ・弾力の低下によって縦長に広がり、雫のような形に見える「たるみ毛穴」。エイジングサインの一つで、頬によく見られます。個人差はありますが一般的に肌のハリのピークは20代と言われ、たるみ毛穴は30〜40代頃から起こりやすいことも特徴です。
たるみ毛穴かどうか見分けたいときは、頬を軽く引っ張り、上に持ち上げてみましょう。このとき毛穴が目立たなくなるようであれば、たるみ毛穴の可能性が高いと言えます。
たるみ毛穴を加速させないためには、ハリや弾力をキープすることが大切。年齢に応じたスキンケア(エイジングケア)を取り入れるのもおすすめです!
毛穴トラブルは目立ちやすいからこそ、普段のお手入れや生活習慣の見直しが重要に。毛穴トラブル別のケアについてはこちらでご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね!